小児内分泌疾患の特徴

小児内分泌内科では、子供の内分泌疾患を診療いたします。内分泌疾患とは、脳下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎などのホルモンを産生する内分泌臓器の障害によって、ホルモン分泌の異常が起こる疾患です。心身の発育段階にある小児・思春期の内分泌疾患は、成人してからの生活の質に影響することがあります。

小児内分泌内科で代表的な疾患

低身長

低身長は、家族性低身長や体質性思春期遅発症などです、内分泌疾患ではないものが原因として多いのですが、一部は成長ホルモン分泌不全症などの内分泌疾患が原因となります。生まれた時に小さく、その後の身長もあまり伸びない子供もみられます。こうした病気は、それほど多くはないのですが、早めに治療を受ければ、身長は伸びます。

肥満

子どもの肥満は、大人の肥満の元になります。特に年長児の肥満ほど大人の肥満に移行しやすいことが知られています。思春期に肥満が起こると、身長が伸びて体格が形成されてしまったり、肥満を引き起こす生活習慣が定着してしまったりすることから肥満が定着し、元に戻すことが、とても難しくなります。小児期でも肥満治療は重要で、しかもできるだけ早いうちに治療を始めることが重要です。

糖尿病

糖尿病は原因によって、小児や若年成人に比較的多い1型糖尿病と、成人から中高年に多い2型糖尿病の2種類があります。小児に多い1型では、インスリンの分泌が完全に不足もしくは欠乏しているから、インスリンを注射で補わなければなりません。一方、成人以降に多い2型では、運動不足や過食により体内のインスリン分泌が悪くなったり、分泌は十分でも働きが鈍くなったりして発症します。最近では小児の肥満が増えており、そのため2型糖尿病に罹る小児も増加しています。

思春期早発症

思春期とは、こどもが成長しおとなになっていく過程で、男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく体が変化していきます、著しい身長の伸びを認める時期をさします。思春期では性ホルモンが上昇することにより、性差がはっきりしてきます。通常、女子は10歳頃、男子は12歳頃から男女差がはっきりしてきますが、それが2〜3年くらい早く始まるのが思春期早発症です。

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